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孤独死からゴミ屋敷まで寄り添う特殊清掃のプロが語る真心と技術 – 株式会社M.A 代表取締役 松田 貢

孤独死やゴミ屋敷の清掃――一見、ただの掃除と思われがちなその裏に、松田氏が語る『真心』と『技術』の深い世界があった。特殊清掃の現場で何が起きているのか、その驚きの実態とは?



事業の始まりと清掃への情熱

榎本氏: 事業内容について教えてください。

松田氏: はい。主に孤独死の特殊清掃、それからゴミ屋敷清掃、遺品整理をメインに行っています。ほかに残置物撤去も手がけており、引っ越し後の残った荷物をすべて撤去するといったサービスもあります。

榎本氏: 事業のきっかけは何だったのですか?

松田氏: もともとは飲食店をやろうと思っていましたが、コロナ禍で店舗を借りられず、知人の紹介で特殊清掃のバイトを始めました。お客様に感謝されることも多く、涙ながらにお礼を言われた経験が心に刺さり、やりがいを感じました。

榎本氏: 起業の際に特に意識されたことは?

松田氏: 人のためになる仕事であり、ビジネスになることが大前提です。特殊清掃は感謝のされ方が他とは違い、やりがいを感じます。お客様の満足度向上を目指し、丁寧に寄り添うことを心がけています。

榎本氏: お客様とのコミュニケーションが大切なんですね。

松田氏: 作業内容の説明や見積もりアドバイスも行い、不誠実な業者には注意を促します。結果、7~8割のお客様からご依頼いただいています。感情移入し、お客様の立場に立つことが、信頼に繋がっています。



特殊清掃の真実と技術へのこだわり

榎本氏: 特殊清掃の特徴を教えてください。

松田氏: ご遺族は、悲しみが深い方、疎遠で割り切った方の二通りです。特に大切なのは「死臭を消す」技術で、通常の薬剤では落ちない遺体の臭いを特殊な方法で完全に除去します。死臭が残る場合は再施工と保証を行います。

榎本氏: 他の業者との違いはどこにありますか?

松田氏: 多くの業者は「死臭を消す」と謳いますが、実際はぼかして書くことが多いです。当社は死臭が残らないことを確約し、施工期間を長く設けて徹底確認します。こうした誠実な対応が喜ばれています。

榎本氏: その技術を維持するために苦労されていることは?

松田氏: 建物の構造や素材で難易度が変わり、特にFRP素材やペット糞尿の消臭は困難です。費用とのバランスも考慮し死臭やその他の臭いを完全に除去する方法を探求し、日々勉強と改善に努めています。



ゴミ屋敷清掃の現場事情とお客様への寄り添い

榎本氏: 次にゴミ屋敷清掃についてお聞かせください。

松田氏: 精神的疾患を抱える方が多く、片付けがバレないよう配慮し作業を進めます。制服を着ず、友人のように接することもあります。清掃後、部屋がきれいになることで気持ちが切り替わる方もおられますが、根本的な問題が未解決だと繰り返すこともあります。

榎本氏: 現場で特に心がけていることは?

松田氏: お客様の要望に最大限応えます。価格設定も重要で、優しく寄り添いながら不要品の説得も丁寧に行います。お客様がこだわるものは尊重し、決して無理強いはしません。お客様目線が第一です。

榎本氏: その姿勢が信頼につながっているのですね。

松田氏: はい。業界は厳しいので、お客様に真摯に接することが依頼の増加につながっています。



遺品整理の繊細な対応と社員教育のポイント

榎本氏: 遺品整理についてはいかがですか?

松田氏: 遺品はお客様にとってかけがえのないもの。できる限り一緒に整理を提案し、不要品の判断は指示を仰ぎます。貴重品の有無も確認し丁寧に対応しています。

榎本氏: スタッフへの教育は?

松田氏: お客様目線が大切というのは当然ですが、最終的にはスタッフの人格に依るところが大きいです。嘘をつかない誠実な人材を採用し、現場での姿勢を常に見ています。

榎本氏: スタッフとのコミュニケーションはどうですか?

松田氏: 現場によっては厳しく指導することもありますが、代表として模範を示し、良い雰囲気作りに努めています。



特殊清掃の落とし穴と選ぶ際のポイント

榎本氏: 特殊清掃を依頼する際のポイントはありますか?

松田氏: 値段だけでの業者選びは危険です。悪質な業者は態度がぞんざいで、死臭除去も不十分なことがあります。オゾン脱臭機だけで終わらせる業者が多いですが、それだけでは完全に死臭は消えません。必ず「臭いが戻らないか」を確認し、保証のある業者を選ぶべきです。

榎本氏: 御社ではどのように説明されていますか?

松田氏: 自信を持って「死臭は取れます」と伝えています。ただ特殊な素材やペットの糞尿は難しく、施工期間も長くなります。料金と技術のバランスを考え、誠実に対応しています。



今後の展望と人情を大切にする経営哲学

榎本氏: 今後の展望について教えてください。

松田氏: 本当は水害復旧事業をしたいのですが、人員や売上のバランスで先延ばしになっています。将来的には社員数を増やし、水害現場にも対応できる体制を作りたいです。

榎本氏: 社の経営姿勢についてお聞かせください。

松田氏: 自社の利益よりお客様の利益を第一に考え、売却時に特殊清掃をすると資産価値が下がることを考慮し、敢えて売上のことを考えず特殊清掃はしない提案をすることがあります。お客様に安心感を持っていただくことを何より大切にしています。





Pick up:
利益より顧客を最優先する松田氏の誠実な仕事術

株式会社M.Aの松田氏は、特殊清掃業界で人情味あふれる経営を貫きながら、顧客満足度の向上に尽力しています。特筆すべきは、物件売却時に無闇に特殊清掃を勧めず、資産価値低下を防ぐために必要な場合のみ提案するという誠実な姿勢です。顧客の利益を優先し、時には自社の利益を犠牲にすることも厭いません。このような真摯な対応が口コミやリピーターを生み、業界内での信頼を築いています。加えて、アフターフォロー体制の充実により、依頼者に安心感を提供。将来的には水害復旧事業への進出も視野に入れ、体制強化を目指している点も注目されます。






プロフィール


氏名:松田 貢(まつだ みつぐ)
役職:代表取締役

略歴

松田氏はコロナ禍を機に特殊清掃の道へ進み、起業して株式会社M.Aの代表取締役に就任。高度な消臭技術と徹底した顧客目線を武器に、孤独死現場・ゴミ屋敷・遺品整理で誠実な対応を貫く人情派の専門家である。


法人概要

法人名:株式会社M.A(えむ.えー)
ブランド名:M.Aクリーン(えむ.えーくりーん)
所在地: 神奈川県川崎市川崎区小田5丁目10-19
WEBサイト:https://ma-clean.com/

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榎本ゆいな

榎本ゆいな

SNS総フォロワー12万人超!経営者の本音を引き出す、才色兼備の名インタビュアー

榎本 ゆいなさん(えのもと ゆいな)は、2002年6月16日生まれ、福岡県出身のモデル・タレントです。現在、大学に在学しながら、ジャストプロに所属。2022年4月からはTBSテレビ『王様のブランチ』でリポーターとして活躍されています。明るく親しみやすいキャラクターで視聴者の支持を集めています。また、2024年9月4日放送のTBS『水曜日のダウンタウン』では芸人・ひょうろくさんとの共演がSNSで大きな話題となり、SNS上でも大きな注目を浴びました。プライベートでは読書やゲーム、カフェ巡りなど多彩な趣味を持ち、X(旧Twitter)では4.1万人、Instagramでは8.1万人のフォロワーから日々温かいメッセージや反応が寄せられています。(2026年1月現在)今回、榎本さんにインタビュアーをお願いしたいと考えたのは、リポーターとして培われた、相手の言葉を引き出す力、そして、自然な言葉で伝える力に魅力を感じたからです。普段はなかなか社員に直接伝えきれない考えを、榎本さんが引き出し、読者(社員の皆様、そして未来の仲間となるかもしれない方々)に届けてくださることを期待しています。また、榎本さんの持つ親しみやすさは、インタビュー記事をより身近なものにし、経営者のビジョンや想いをより深く、より多くの人々に伝える力となるでしょう。テレビとSNSで培われた榎本さんの発信力は、インタビュー記事を通じて社内の一体感を高めるとともに、企業の魅力を社外に発信し、未来の仲間との出会いを生み出すきっかけにもなると信じています。

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