商業施設に根ざす新時代の歯科展開と未来へのビジョン
透明性と患者ファーストで築く信頼
榎本氏: 事業内容について教えてください。
馬場氏: 当院は歯科医院の展開と社員の拡大を進めています。患者さんやスタッフが増えるにつれ、埼玉・東京・神奈川へと広がりました。東京展開は当初想定していませんでしたが、人が増え、その成長に合わせて理念や治療方針を届けられる範囲が自然と広がっていった背景があります。
榎本氏: 経営で大切にしていることは?
馬場氏: 透明性を重視しています。患者さんに治療内容や費用を隠さず公開し、信頼を得ることが大事です。自費診療は各院で異なりますが、負担を抑えつつ適正価格で提供しています。口コミやYouTubeを活用し、わかりやすく説明することで患者さんが納得できる環境を整えています。治療の質だけでなく痛みの軽減にも注力し、電動麻酔など最新技術を取り入れて不安を減らしています。
患者の安心を最優先にした治療と説明責任

榎本氏: 痛みを軽減できるんですか?
馬場氏: 麻酔の刺す瞬間も痛くないよう工夫し、電動麻酔でゆっくり注入しています。痛みは歯科へのネガティブイメージになりやすいので、患者さんに「行きたくない」と思わせないことが重要です。また、治療前に最悪のケースまで事前説明し、トラブルを未然に防ぐ体制を整えています。
榎本氏: 説明の重要性はどのように考えていますか?
馬場氏: 患者さんが納得しない治療はトラブルの元です。だからこそ、スタッフ全員がしっかりカウンセリングを行い、起こりうるリスクも正直に伝えています。これにより信頼関係が築け、患者さんが安心して通い続けられる環境を作っています。患者さんの声に耳を傾ける姿勢は、私自身も常に意識している部分です。
地域に根差す歯科医院の未来とスタッフの絆
榎本氏: 店舗展開にもこだわりがあるそうですね。
馬場氏: 基本的に駅近の大型商業施設内に出店し、生活動線に沿った利便性を追求しています。そのため、買い物ついでに気軽に立ち寄れる場所を選んでいます。定期検診を生活の一部にしてもらいたいですね。
榎本氏: スタッフとの関係や組織づくり、また今後の展望を教えてください。
馬場氏: 現在150人ほどのスタッフがおり、各店舗にコアメンバーを配置して月例会議で情報共有しています。理念に共感できない人は無理に引き留めず、共に成長したい仲間を大切にしています。今後はAIやDX化にも注力し、革新的なサービス展開も視野に入れているので、好奇心を持って挑戦を続けていきます。
Pick up:
TaCファミリー歯科は、約150名のスタッフが「困っている患者さんを断らない」姿勢で連携し、急なトラブルにも柔軟に対応しています。各店舗のコアメンバーが月例会議で方針やノウハウを共有し、組織の一体感を高めているのが特徴です。また、理念に共感できない人は無理に引き留めず、自然と志を同じくする人材が集まる環境を整備。こうした人材戦略が、信頼に基づく持続可能な歯科経営の基盤を築いています。

プロフィール

氏名:馬場 達也(ばば たつや)
役職:理事長
法人概要
法人名:TaCファミリー歯科
所在地: 埼玉県和光市丸山台1丁目9-3 イトーヨーカドー和光店3階
WEBサイト:https://www.wako-tac-dental.com/

