安全への地道な取り組みが築く、社員と地域を守る成和建設の信念とは?日々の声掛けと習慣化の裏側に迫る。
命を守る愚直な努力が生む、安全最優先の建設現場とは
地域社会に根ざし、誰もが安心して働ける環境を築く成和建設。だが、その安全文化の裏には、単なるルール遵守を超えた「ある誓い」が存在するという。その真意とは?そして、その理念が未来の建設業界にどんな変革をもたらすのか。川口氏が語る、見えざる努力と誇りの全貌に迫る。
安全衛生の表彰に込めた誇りと喜び
榎本氏: 川口さん、このたびは安全衛生表彰、本当におめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
川口氏: ありがとうございます。とても嬉しいです。 安全に関する評価は簡単にいただけるものではありませんから、日々地道にコツコツと努力してきたことが認められたのが何よりの喜びです。
榎本氏: 会社としても、この表彰は大きな誇りですよね。どんな点が特に報われたと感じられますか?
川口氏: まさに「安全最優先」を会社の方針にしていることが評価されたことです。高所作業での転落防止や危険区域への立ち入り禁止など、安全装備の徹底は厳しく義務づけています。長年事故なく仕事を続けられていることが、何よりもありがたい成果です。
榎本氏: なぜ「安全」を企業理念の中心にしているのですか?
川口氏: 建設業はお客様の大切な夢や大切な財産を形にする仕事です。もし事故が起きれば、その夢が台無しになってしまいます。だからこそ事故ゼロの安全な環境づくりは絶対に譲れません。危険な環境で働くスタッフの命を守ることが、私たちの使命だと考えています。
榎本氏: 安全文化を現場に浸透させるのは苦労しましたか?
川口氏: 安全装備は重くて面倒ですが、「怒られるからつける」のではなく「自分の命を守るために着用する」という意識に変えてもらうことが大切です。建設業の人たちは命の重みをよく理解しているので、理解してもらうまでに大きな苦労はありませんでした。
榎本氏: 安全行動の習慣化を重視されているのですね。どんな声掛けが多いですか?
川口氏: 朝礼や職種別ミーティングで安全確認を最優先に話します。安全具の着用確認や危険予知を共有し、焦らず正しい手順で作業することを繰り返し伝えています。
榎本氏: 安全は効率や価値追求に勝るということですね。
川口氏: そうです。働く人には家族がいます。危険な現場に送り出される家族が安心できるように、無事故で帰れる環境を守らなければなりません。そこは常に胸に刻んでいます。事故の話は仲間からも聞きますから、常に気を緩めず安全を最優先に考えています。
日々の安全教育とコミュニケーションの積み重ね。


榎本氏: 安全のためにどんな教育やコミュニケーションを心がけていらっしゃいますか?
川口氏: 特別なことはないですが、作業工程ごとに必要な手順を確認し合うことを徹底しています。例えば、その日の作業でどんな危険があるか、どう対処するかを毎日話し合います。
榎本氏: そうした手順や危険予知は記録を残してますか?
川口氏: わかりやすく文章や図表にまとめ、毎日の確認にも使っています。業界用語で言うと「KY」、危険予知ですね。今日の作業の中で起こり得る事故を予測し、対策を先回りすることを習慣化しています。
榎本氏: 安全が土台となることは社員のモチベーションにどうつながっていますか?
川口氏: 安全は当たり前のことですが、目に見えにくい地味な努力の積み重ねです。その努力が今回の表彰という形で評価されるのは、夢が現実になった証でもあります。社員の誇りややりがいの一つになっていると思います。
榎本氏: 今回の表彰を機に、社員の皆さんのモチベーションはさらに上がりそうですね。
川口氏: ありがとうございます。これを励みに、今後も安全を最優先にして仕事に取り組んでほしいと思います。
榎本氏: 10年先を見据えて、業界の習慣で変えていきたいことはありますか?
川口氏: 大きな変革というよりは、テクノロジーが進んでも、私たちの仕事に向き合う姿勢は変わりません。安全文化を地域や業界に広げ、持続していきたいです。
榎本氏: 地域企業として社会的責任も感じているのですね。
川口氏: そうですね。建設業は誠実さが命の業界です。嘘や不誠実があれば良い建物はできません。私たちも業界に恩返しをしたいという思いで日々努力しています。

安全基準の確立と愚直な取り組みの価値

「Sのポーズ」は安全への誓いそして仲間への思いやりの象徴
榎本氏: 御社の安全基準について教えてください。
川口氏: 特別なことはありませんが、建設業のスタンダードとなる安全運営を粛々と守ってきただけです。業界全体の事故は減少傾向にありますが、まだ年間で多くの災害や死亡事故が発生しています。だからこそルールや手順は絶対に守らなければなりません。
榎本氏: 「愚直に」「不器用に」という言葉を褒め言葉として使われていますね。
川口氏: はい。安全は地道な積み重ねが成果に繋がります。だからこそ愚直にルールを守り続けることが大切です。近道や慣れによる手抜きは事故の原因になります。
榎本氏: 事故の原因分析や防止策についてはどのように取り組まれていますか?
川口氏: 事故が起きた場合は原因を徹底的に検証し、事例から学びます。多くは「うっかり」や「守らなかった」ことが要因です。これを防ぐには日頃からの安全に関するコミュニケーションが欠かせません。
榎本氏: どんなコミュニケーションが効果的とお考えですか?
川口氏: 日常的に安全について話す習慣を持つことです。言葉を交わすことで意識が高まり、行動にもつながります。他所の災害事例を我が事として捉えてどうすれば防げてたかを話し合います。これが今の会社の大きな強みになっています。
榎本氏: その「愚直さ」を大切にし続けるということですね。
川口氏: そうです。最新技術や機械の進歩を取り入れながらも、基本のルールを守る姿勢は変わりません。これが社員の命とお客様の信頼を守る道だと思っています。
地域社会と若い世代への貢献と成長支援

榎本氏: 安全表彰を受けて、今後の目標を教えてください。
川口氏: 会社としては業績の拡大も目指しますが、何より「良い仕事」を増やしたいと思っています。そのために若い人材の育成が不可欠です。
榎本氏: 地元の若者の採用についてはいかがですか?
川口氏: 北区出身の社員はいませんが、優秀で志のある若者が多い地域です。地元の若者に建設業を選択肢の一つとして認識してもらい、成長の場を提供したいと思っています。
榎本氏: 安全に取り組む企業は働きやすさや信頼にもつながりますね。
川口氏: 安全な職場であることは求人の大きな魅力になります。給料や福利厚生だけでなく、安心して働ける環境づくりも応募の決め手になるのではと考えています。
榎本氏: 地元貢献と業界の未来を見据えた取り組みですね。
川口氏: 建設業界は誠実な人が多く、その中で学ばせてもらっています。恩返しの意味も込めて、地域や業界に良い影響を与え続けたいです。
榎本氏: 素晴らしいですね。
川口氏: 安全は単なるルールではなく、命を守る文化です。これを根付かせていくことが私たちの使命です。若い世代が安心して働ける環境を作ることが、会社の持続的な発展につながります。
最新技術と変わらぬ安全意識の融合
榎本氏: 建設業ではITやAI、ドローンなど最新技術の導入が進んでいますが、安全対策とどう融合させていますか?
川口氏: 技術の進歩は効率や安全性向上に貢献しますが、技術が進んでも基本の安全ルールと意識がなければ無意味です。私たちは最新技術を取り入れつつ、安全意識を一人ひとりに根付かせることを最優先します。
榎本氏: 技術導入により具体的に変わったことは?
川口氏: 例えばドローンによる点検やAIを活用した危険予知などが増えています。こうした技術によりリスクの早期発見が可能になりました。しかし現場の技能者相互の声掛けや確認は不可欠で、それこそが安全文化の柱です。
榎本氏: 安全文化を守るために今後どのような取り組みを考えていますか?
川口氏: 日々のコミュニケーションをさらに活発にし、技術と人の両輪で事故ゼロを目指します。安全は機械任せではなく、人の意識と行動が根本です。
榎本氏: 技術の進歩に左右されない「安全への変わらぬ姿勢」が御社の強みですね。
川口氏: はい。これからも「不器用に愚直に」ルールを守り続け、地域社会や業界に貢献していきたいです。
安全文化の未来と地域社会へのメッセージ
榎本氏: 最後に、御社の安全文化の未来像と地域社会へのメッセージをお願いします。
川口氏: 安全文化は一朝一夕でできるものではなく、日々の積み重ねです。これからも社員とその家族、地域の人々が安心して暮らせる環境づくりに努めていきます。
榎本氏: 地域に根ざす企業としての誇りが伝わります。
川口氏: 地方の中小企業だからこそ、地元の若者が夢を持って働ける場を提供し、社会に恩返しをしていきたいです。安全はその基盤です。
榎本氏: 表彰を通じて、御社の努力が広く伝わることを願っています。
川口氏: ありがとうございます。これからも初心を忘れず、愚直に安全を守り続けます。皆さまの期待に応えられるよう精進してまいります。
株式会社成和建設は「安全最優先」の理念を礎に、地元密着で確かな信頼を築いてきました。川口氏が語るように、日々の地道な努力と徹底した安全文化の定着が、社員の誇りと高いモチベーションを生み出しています。先進技術の導入とともに、これからも変わらぬ姿勢で地域社会と業界に貢献し続ける成和建設の未来に期待が寄せられます。
Pick up:
安全最優先の現場づくりに挑む成和建設
建設現場に安全文化を根付かせることは、短期間で実現できるものではなく、地道な努力の積み重ねが求められます。成和建設の川口氏は、現場での「地道なコミュニケーション」と「習慣化」の重要性を強調します。毎朝の朝礼や職種ごとのミーティングでは、その日の作業内容や潜在する危険を詳細に共有し、社員同士が互いに安全装備の装着や作業手順の確認を欠かしません。こうした日々の繰り返しが、事故の芽を未然に摘み取る大きな力となっています。
特に、危険ポイントをリスト化して視覚的に管理する方法は、言葉だけでは伝わりにくい安全リスクを目で確認できるため、社員の安全意識向上に効果的です。最新の技術が進歩する中でも、川口氏は「愚直に」基本の安全ルールを守ることが事故防止の鍵と説きます。多くの事故は慣れや近道行動、ルール違反から生じるため、日常的な声掛けや危険予知活動(KY活動)を継続することが、安全確保の基盤となるのです。
また、安全な職場環境の整備は、若い人材の採用・育成に直結しています。成和建設では、安全教育を徹底し、社員が安心して挑戦できる環境づくりを推進。地域の若者に建設業の魅力を伝え、志ある人材の確保に努めています。安全は単なるルール遵守を超え、社員一人ひとりの命とその家族の安心を守る使命であり、企業と地域社会の信頼の礎です。こうした取り組みが、建設業界全体の安全文化の定着と持続的な発展を支える重要な要素となっています。

法人紹介

「施工管理」が、俺の夢になる
株式会社成和建設は、「施工管理」を専門に総合建設業を営んでいます。成和建設の社風は「地味に、愚直に、同じことを積み上げる」ことにあります。派手さはなくとも、毎日の小さな積み重ねが大きな信頼を生みます。安全は最優先です。建設業においては全てに優先するのが、安全を守ることにあります。それは、義務だから…ではなく、私たちの文化です。仲間を守る誇りそのものです。社員同士が自然に声を掛け合い、確認し合う風土が根付いていることが、私たちの強みです。安全を守ることは、夢を支える土台であり、未来を築くための基盤なのです。
「施工管理」が、俺の夢になる。
この理念は、社員一人ひとりの誇りの源泉です。施工管理という仕事は、地味に見えるかもしれませんが、誰かの暮らしや夢を支える大切な役割を担っています。安全が徹底されることで挑戦が可能になり、夢に向かう力が生まれます。安全は夢の土台であり、社員が安心して挑戦できる環境を整えることが私たちの使命です。

POINT 成和建設では、イラストを活用し、作業理解と安全意識を高めています。
経営理念
先端技術と伝統の精神の融合で
人と社会に貢献する建設業を目指す
これは、先人が培ってきたものを尊重しながら、そこに新たな技術を掛け合わせ、より良い建築物を創造しようという会社としての意思を表しています。
代表挨拶 -Greeting-
平成元年に創業以来、建築マンの視点から世界情勢と時代の変遷を見据え、最先端の技術を駆使して、施工管理を専門とする総合建設業として営業を続けてまいりました。高度経済成長期に少年時代を過ごし、やがて世界遺産の建造物に興味を持ち、学生時代には、バックパッカーとして放浪生活に近い体験をしながら「いつか重厚でダイナミックな建設のプロジェクトに携わること」を夢見ていました。
古めかしい精神論と先端のデジタル技術が緩やかに融合した平成の時代は終焉を迎え、情報技術に舵を切り、劇的に変化し始めました。価値観やライフスタイルは多様化し、政治、経済、社会、文化にも大きな影響が出てきました。建設業においても地球温暖化、環境やエネルギー問題、人口減少、災害対策など新たな課題が次々と現れました。このような状況の中で、迎えた令和の時代、私たち成和建設では、人類の幸福と建設の未来について真剣に考えるようになりました。
その役割を果たすためには時代の目まぐるしい変化に柔軟に呼応し、新しい価値を提供する哲学、独創性やクリエイティブなセンス、卓越したリーダーシップが必要だと考えるようになり令和の時代に、夢を実現するため、成和建設は生まれ変わる決意を固めました。
成和建設の企業理念には「先端技術と伝統の精神の融合で人と社会に貢献する建設業を目指す」を掲げています。最新のデジタル技術や幅広い分野の知識を活用しながら、先人たちから受け継いだモノづくりの精神を大切にしています。建築物の強度や構造だけでなく、美しさや快適さ心地よさも重視し、周囲の環境や風土や歴史や文化と調和することが必要だからです。調和と協力の精神、クリエイティブな感性を持って人々に感動や喜びを与えるメッセージ性の高い建築物の創造を実現したいと考えています。
株式会社 成和建設
代表取締役 川口 敏

事業紹介

お客様の建築分野のいろいろな課題に、
誠実に取り組む建設会社です。
私たちの仕事は、施工管理 です。
施工管理とは、こんなことを管理する仕事です。
品 質

仕上がりが設計図や契約書に沿っているか、定められた基準以上の正確さ美しさを保っているか確認し、欠陥や不具合がないかを検査することです。
工 程

工事の場所ごとに作業を整理し進捗状況を管理。計画通りに工事が完了できるように、最適な作業順序や期間を効率的に定め管理します。
労 務

工事に関わる人々の管理をすることです。工事現場の人員や配置を決めたり、技術や知識の向上を図ったり、労働環境や福利厚生を整えたりします。
予 算

取り扱う物件ごとに工事にかかる費用を計画します。適正な材料選び、数量、準備に無駄や過剰な支出がないかをチェックし管理します。
安 全

現場で働く人々の安全を管理をする業務です。安全のため必ず身につける装備や作業工程ごとに必要な手順を確認し合うことを徹底しています。
建設プロジェクトを成功させるために、施工管理は重要な役割を果たします。様々な分野の知識を持ちそれらを統合的に理解し、適切に活用できること、強い責任感とコミュニケーション能力が必要です。
当社では安全と効率化のために施工管理アプリ「ANDPAD」を導入しています。
成和建設が
「小学生のためのお仕事ノート※」に
掲載されました。
私たちの仕事は、建設業の中でも「施工管理」と呼ばれるものです。ビルを一棟建てるには、計画、材料の準備、組み立て、仕上げと、たくさんの工程があり、それぞれに専門の技術を持った会社のたくさんの人が役割を分担しています。私たちの会社は、色々な専門職種の人が、安全に効率良く働けて、頑丈で美しいビルにするために、監督者として工事の全体を取りまとめています。
※北区・荒川区版

プロフィール

氏名:川口 敏(かわぐち さとし)
役職:代表取締役
略歴
川口氏は株式会社成和建設で安全衛生の推進に尽力し、日々の地道な努力で事故ゼロの職場環境を実現。建設業の誠実さを基盤に、安全文化の定着と若手育成を目指すリーダーです。
法人概要
法人名:株式会社成和建設
所在地: 東京都北区赤羽南1-20-10
WEBサイト:https://www.seiwa2020.tokyo/

